2006/12/26
私の取材はカットになりました
昨日のＴＢＳ筑紫哲也のNews23特別番組「がんを生きぬく」ですが、当日の朝いつものようにメールの確認をしていたら、「私の取材部分はすべてカットになりました」とのお詫びのメールがＴＢＳから来ていました。
みな様から「絶対見るからね」「楽しみにしているからね」「お知らせいただいてありがとうございます」等のメールやお言葉をいただきうれしかったのですが、その期待に添えず見てくださった方には大変申しわけありませんでした。
でも、当初からの予定だった「めだか」さんと「かぁちゃん」さんはきちんと報道されていたので本当によかったです。
もともと私は途中から突然入り込んだのですから、番組のねらいにあった形での取材ではなかったのですから無理があったのだと思います。
実際に番組を見て、今回の番組の構成でははわたしの考えていたことや言いたいことが入る余地がなかったと思いました。
もちろん今回の報道は感動的なものでよかったと思います。
その上でぜひ、「癌患者の外側から見た報道」ではなく「癌患者の内側から見た報道」も企画してもらえるともっとうれしいなと感じました。
みな様から「絶対見るからね」「楽しみにしているからね」「お知らせいただいてありがとうございます」等のメールやお言葉をいただきうれしかったのですが、その期待に添えず見てくださった方には大変申しわけありませんでした。
でも、当初からの予定だった「めだか」さんと「かぁちゃん」さんはきちんと報道されていたので本当によかったです。
もともと私は途中から突然入り込んだのですから、番組のねらいにあった形での取材ではなかったのですから無理があったのだと思います。
実際に番組を見て、今回の番組の構成でははわたしの考えていたことや言いたいことが入る余地がなかったと思いました。
もちろん今回の報道は感動的なものでよかったと思います。
その上でぜひ、「癌患者の外側から見た報道」ではなく「癌患者の内側から見た報道」も企画してもらえるともっとうれしいなと感じました。
癌患者はいつも死を意識し、特に腎細胞癌患者は一生再発転移の可能性を持つという恐怖の中、それに押しつぶされそうになったりしています。でもそれを克服し前向きに生きていこうと考え、社会での自分が生きているという存在(居場所)を求め、「今が大切」と思い、今自分が生きていることの喜びを感じ、一日一日を大切に自分が今できることは何かを考え、それを精一杯やり、そうすることで自分が生きているという証を感じ、毎日楽しく過ごしているわけです。結果として自己免疫力を高めることにもなっています。さらに３ヶ月ごとの定期検診に行くたびに「今度も大丈夫だろうか」との不安で押しつぶされそうになるわけです。問題ないと、もう少し生きていられるのだな思い、さらに充実した生活を求めていこうという力が湧いてきます。このように後ろ向きになったり前向きになったりしながらみんな生きてるのだと思います。
そんな中掲示板の果たす役割は、同じ癌患者同士ということで同じ悩みや不安を持っているわけですが、それを共有でき、お互い励まし合い、少ない情報をお互い交換できることは、みんなが前向きに生きていく大きな力となってきています。丸４年経ちアクセス数も17万を超しました。みなさんのお陰だととても感謝しています。
私もそんな仲間から力をもらっています。
私はこんな普通の癌患者の生きている姿をぜひ取り上げてもらえるといいなと感じました。
でも番組としては無理でしょうね。
あとは医療機関そのものの問題や抗癌剤の開発や日本での承認の問題等色々あるわけで、それについてもぜひやってもらいたいですね。
ところで、鳥越俊太郎さんの存在がすごくよかったです。
やはり癌患者であるということもあり、また彼のいつもの姿勢だと思うのですが、肩肘張らず自然に素直に語ってくれるところがとてもよかったです。
今回の報道は藤田社長の意思の強さ中心でそれはそれでいいと思います。でも大多数の癌患者はああはいかないし、みんなあのようにはなれません。
ということで鳥越さんのような患者の内側から見て、その本音やそれを越えて生きていく力はどこから生まれているのかを掘り下げていけたら、と思いました。
みなさんはどうお感じになりましたか。
最後に、メールの内容は次の通りでした。
＞お世話になります。
＞今回のニュース２３「がんを生きぬく」放送ですが、大変お世話になっておきながら本当に申し訳ないのですが三川さんのコメント部分については盛り込めませんでした。
＞編集上、尺及び取材が足りないこともあり中途半端な形で三川さんの言いたいことを出すことはできないと判断しました。
＞高野さん、及び杉浦さんの取材分は放送させて頂きます。
＞他に数名の視聴者のがん患者の話と、先日亡くなった藤田氏という方の話が中心となります・
＞今回は、本当にお願いばかりの形となってしまいますが、
＞どうかご理解頂きたいと想います。
＞三川さんのおっしゃっていること、社会への訴え、不登校児への取り組み、教育者としての熱意は、理解させてもらった上での今回の放送上の判断です。
＞１００人１００様のがん患者の物語を伝えさせて頂きたかったという当初の趣旨には変わりありません。
＞取材上、一方的に協力ばかり願っておいて三川さんに対して大変申し訳ないと思っております。
＞しかし三川さんの取り組みに関しては、今後共学ばせて頂きたいと考えております。
＞放送をご覧頂き、おっしゃりたいことを言って頂きたいと思います。
そんな中掲示板の果たす役割は、同じ癌患者同士ということで同じ悩みや不安を持っているわけですが、それを共有でき、お互い励まし合い、少ない情報をお互い交換できることは、みんなが前向きに生きていく大きな力となってきています。丸４年経ちアクセス数も17万を超しました。みなさんのお陰だととても感謝しています。
私もそんな仲間から力をもらっています。
私はこんな普通の癌患者の生きている姿をぜひ取り上げてもらえるといいなと感じました。
でも番組としては無理でしょうね。
あとは医療機関そのものの問題や抗癌剤の開発や日本での承認の問題等色々あるわけで、それについてもぜひやってもらいたいですね。
ところで、鳥越俊太郎さんの存在がすごくよかったです。
やはり癌患者であるということもあり、また彼のいつもの姿勢だと思うのですが、肩肘張らず自然に素直に語ってくれるところがとてもよかったです。
今回の報道は藤田社長の意思の強さ中心でそれはそれでいいと思います。でも大多数の癌患者はああはいかないし、みんなあのようにはなれません。
ということで鳥越さんのような患者の内側から見て、その本音やそれを越えて生きていく力はどこから生まれているのかを掘り下げていけたら、と思いました。
みなさんはどうお感じになりましたか。
最後に、メールの内容は次の通りでした。
＞お世話になります。
＞今回のニュース２３「がんを生きぬく」放送ですが、大変お世話になっておきながら本当に申し訳ないのですが三川さんのコメント部分については盛り込めませんでした。
＞編集上、尺及び取材が足りないこともあり中途半端な形で三川さんの言いたいことを出すことはできないと判断しました。
＞高野さん、及び杉浦さんの取材分は放送させて頂きます。
＞他に数名の視聴者のがん患者の話と、先日亡くなった藤田氏という方の話が中心となります・
＞今回は、本当にお願いばかりの形となってしまいますが、
＞どうかご理解頂きたいと想います。
＞三川さんのおっしゃっていること、社会への訴え、不登校児への取り組み、教育者としての熱意は、理解させてもらった上での今回の放送上の判断です。
＞１００人１００様のがん患者の物語を伝えさせて頂きたかったという当初の趣旨には変わりありません。
＞取材上、一方的に協力ばかり願っておいて三川さんに対して大変申し訳ないと思っております。
＞しかし三川さんの取り組みに関しては、今後共学ばせて頂きたいと考えております。
＞放送をご覧頂き、おっしゃりたいことを言って頂きたいと思います。
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